えトわのジュウ

引っ越し魔による「住」に関するブログ

部屋探し@国立市 その5

こんにちは。引っ越し魔のえトわです。


【 -部屋探し@国立市- 】シリーズもとうとう最後です。いや長かった。時間にして半年以上は探しました。

引っ越しの日を特に設けず、良い部屋がみつかったら〜という気持ちでいたので、長引いてしまいました。理想と妥協の渦の中で、かなりの部屋を見ることができました。記録に残していない部屋も何件かあるので、合わせると10件近く。(あとで番外編として書く予定です)引っ越しProに近づくための良い経験になりました。


この頃は、賃貸サイトは見飽きてしまったので、自分の足で探そうと自転車で近所を徘徊して空き部屋を探してました。良さげな物件を見つけると、管理会社に問い合わせたり。こうなってくると執念に近いものを感じます。

 

今回は、「チェックリストの使い時」と「タイミングの波に乗る」についてです。

 

 
1. 探している部屋の条件

国立市内/2部屋以上/築30年程度/家賃7万前後/二人住居可


2. 見つけた物件情報(賃貸サイトより)

《 2DK マンション JR中央線・国立駅 徒歩18分 》

名称: (仮)ブリーズハウス 302号室
賃料: 85,000円
礼金: 1ヶ月
敷金: 1ヶ月
所在地: 国立市中2丁目
建物構造: 鉄筋コンクリート造 3階建
築年月: 昭和48年4月(築年)
専有面積: 52.6平米


執念じみた検索により、こちらの物件を発掘しました。
駅からの距離、家賃、もろもろ微妙なのですが、広いっっ!!!

6畳のダイニングキッチンに6畳の和室×2、バス・トイレ別で洗面所付き。これだけの広さがあったら、ふたり暮らしも難なくできる。
しかも収納が半端なくデカい!!!これは、、、ついにめっけたんじゃないでしょうか。。。

一番のネックはお家賃なのですが、とりあえずドアの前まで行ってみることにします。


3. 事前レポート

◎ 頑丈そうな建物
◎ 屋上がある
◎ 共有スペースが清潔

△ 駅から20分は歩く
△ マンションの中の照明が暗い
△ 間取り図中央の押し入れの巨大さ
△ 夜の周辺の暗さ


災害(特に地震)が多いことを考えると、やっぱり頑丈で2階以上の物件を選びたいところ。これはかなりいい線いってます。ただ、節電対策なのでしょうか、、、照明が暗くて昼でもちょっと怖い。。。

その辺は、交渉次第でどうにでもなりそうなので、内見してみることにしました。


4. 内見レポート

平日の昼過ぎ、現地待ち合わせにて内見。

「もしかしたら、次の住居はここかもしれない!」そんな浮かれた気持ちで挑みました。
部屋に入って、広さに感激、日当たりと通風性に感激、屋上に行けて感激。の三連発でした。こうなってくると細かいことなんてどうでもよくなってきます。はい、これ危険です。

どうでもいい部屋だと、冷静に判断できるのに、もしかして運命の部屋かもしれないと思うと、盲目になってしまう。
恋愛にも当てはまりますね。こんなとき『味方の』第三者がいると心強いです。(つい『味方の』を強調してしまったのは、こちらの利益を最優先に考えてくれるという点で、不動産屋さんはあまり該当しないかな〜の意味も込めています☆)

味方の第三者が同行できない場合は、内見時チェックリストが役に立ちます。各賃貸サイトが無料で提供しているチェックリストです。好みに合うものをチョイス。(個人的におすすめなのはSUUMOのチェックリストです)


ここに来て初登場のチェックリストですが、使い時があります。
ちょっと冷静になれないレベルの物件に出会ってしまった時、冷静さを取り戻すために使います。ひとつひとつ塗りつぶすようにチェックしていき、心を落ち着かせます。


内見の心得は、『短所を見抜き、我慢できるか/活かせるかを考える』でしたね。

短所と思われることも、工夫によっては活きることがあります。想像力を使って、いろいろな角度からみてみます。

もし建物の構造上の理由や外的要因等で、どう頑張っても改善できない場合。そんな時は、どんなに他が良くてもさくっと諦めましょう。後ろ髪を引かれるかもしれませんが、引っ張っているのは悪魔です。全力で振り切ってください。引っ越して一週間で「引っ越したい・・・」と泣くことになります。(経験談


ここまでをまとめると、チェックリストで短所をあぶり出し、我慢できるか/活かせるかを考えて、判断する。ということになります。


この物件に関して言うと、部屋の中心に位置する巨大な押入が、なんとも暗い雰囲気を醸し出していました。それ以外は良かったので、どうにかならないか考えたところ、押入の引き戸をはずして棚として活用しようという案に落ち着きました。幸いコンセントも多く、延長すれば届く距離なので、ライトアップすれば問題解決です。

ここまで来たら、後は家賃の交渉です。
とりあえず場所を変えて話をしようと、マンションの階段を降りていたところ、管理会社の変更手続きに来た不動産屋さんと大家さんにバッタリお会いしました。

お互いに「おやや??」となり、話したところ・・・
管理会社を変える→そのとき入居者がいた方が大家さん・不動産屋さん共に都合がよい→「家賃7万でどうですか?」簡単に説明するとこんな流れでした。

願ったり叶ったりで一番のネックだった家賃問題をクリアし、無事に契約に進みました。

内見に二時間近く掛けたお陰で、きらめくタイミングの波に乗れました。

 

5. 部屋見ポイント【まとめ】

【1】「チェックリスト」は興奮時に使用

部屋決めで、一番の失敗の元になるのは興奮時。その部屋の良いところしか目に入らなくなる状態の時です。この症状が出だすのは、部屋探し初期と末期です。部屋を見ることに慣れていない初期と、部屋探しに疲れてきた末期。この2つの時期が要注意です。
そんな時は、信頼できる優良賃貸サイトのチェックリストをひとつひとつ塗りつぶすようにチェックしていきましょう。落ち着きます。


【2】短所を見抜いて我慢できるか/活用できるかを考える

次に、チェックリストであぶり出した短所について、我慢できるか/活用できるかを考えます。
一見すると短所でも使い方次第で長所になることもあるので、想像力を駆使します。しかし、建物の構造上の理由や他の外的要因で、我慢できないポイントをどうしても改善できない場合。その時はスパっと諦めます。どんなに他が良くてもです。
ここで判断を間違えてしまうと、引っ越した後に泣くことになります。


【3】最後はタイミングの波に乗る

あまりスピリチュアルなことは言いたくないのですが、決まるときは「サイン」があります。要は、タイミング良くものごとが進み出したら、上手に波に乗っかってしまいます。
逆もしかりです。な〜んかスムーズに進まないな〜と思ったら「や・め・と・け」のサインだと真摯に受け止めます。間違っても強引に押し進めてはいけません。その{{ 違和感 }}大事にしましょう。


以上で、【 -部屋探し@国立市- 】シリーーーズ・完です!!!ここまでお付き合い頂きまして、ありがとうございます。。。

書きたいことが多すぎて、一回一回が長くなってしまいました。総括として、部屋を探すみんなの味方になるような最強チェックリストを作ろうかと思ってます。リストができたら、アプリにもしたいな。できれば、感覚的でチェックするのが楽しいやつ。